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2011.08.21

ナ形容詞 + ~がる

なぜか、機会がめぐってきて、『ドグラ・マグラ』を読んでいる。

昭和10年に刊行されたこの書は、当時の文体が古臭くもあり、目新しくもあり、一種新鮮な感じがする。ところで、「大切(だいじ)がる常識」ということばがあった。大切そのままに、「たいせつがる」と読んでもかまわないと思うが、「ありがたがる」あたりがしっくりくることばだと思う。前のふたつがなぜしっくりこないのかというと、ナ形容詞+~がるだからか。イ形容詞+~がるであれば、なんら抵抗はないのに。

「~がる」を調べてみると、「形容詞、形容動詞および助動詞「たい」の語幹に付いて、そのように思う、そのように感じるの意を表す」(大辞林)とある。だが、形容動詞「ナ形容詞」に接続した「~がる」が、あまり浮かんでこない。「残念がる」「嫌がる」くらいか・・・。

イ形容詞とナ形容詞、それぞれ物事の性質や状態を表しているのに、心情・感情の表現を得意とするイ形容詞のなせる技なのか。

さて、『ドグラ・マグラ』の続きに戻るとしよう。

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2011.08.14

クイティアオ・スコタイ(バミーもあるけど)

2月のタイプチ留学期間中に、6回も食したクイティアオ・スコタイ。思い出すと今でも、食べたくなる。

クイティアオ・スコタイの特徴はまずトムヤム味で、肉が2種類(焼き豚とひき肉)入っていること、イ ンゲン豆、ピーナッツが入っていることだ。それ以外にもモヤシや揚げた豚の皮やワンタンの皮が入っていることもある が、必ずしも必須ではないようだ。

スコタイ地方のクイティアという意味だが、クイティアオに限らずバミーでもOK。普通のクイティアオと同 じように太さも選べる。トムヤム味だけあって、普通のクイティアオと比べるととてもきれい。赤、緑、食 欲をそそる色合い。干し海老が効いていて、甘くて、酸っぱくて、・・辛い。辛いのが苦手は私は唐辛 子を入れる時に、「あ、それ、入れないで」とか、「あ、ちょっとにして」とかいうのを忘れないようにしな いと。

まず1回目に食べたクイティアオ・スコタイはセンレック。衝撃の味との出会いだった。回りの人たちがな んでこれを頼んでいないのか、腑に落ちなかった。何を頼もうか迷っているファランの女の子二人組 にお勧めしたいくらいだった。①BangRakのRobinson

2回目はそれか10日くらい後、あの味が忘れられなくて。今回はゆっくり味わうことができた。落ちつ いて食べれば、なおわかるその良さ。普通のクイティアオと違って、パンチが効いているとでもいおうか。 ②BangRakのRobinson

3回目は麺の太さを変えてみた。センヤイと呼ばれる幅広麺。③BangRakのRobinson

4回目は汁なしを食べみた。実は昨日、今日と続けてスコタイ・クイティアオだ。飽きない。汁があるのとないのと、両方悪くはないが、クイティアオ・スコタイの特徴はそのスープの味。お得感からいっても汁があった方がいいと思った。④BangRakのRobinson

5回目は正統派クイティアオ。3回目だ。 今回はいつものサパンーンタクシン駅近くのRobinsonではなく、シーロムにある旧Robinson地下のTopsにあるフードコート。ここはお盆がなく、衛生面でちょっと気になった。。味はRobinson(BangRak)に比べ、あっさりしている。いつものRobinsonの方が、私は好みだ。⑤SiLomのTops

最後となる6回目。帰国を目前にして、別れが惜しい。麺をバミーにした。いわゆる中華麺だ 。これが最後だと思うと悲しくなる。バミーより、クイティアオのほうがおいしかったので、さらに物悲しくなった。⑥BangRakのRobinson

普通のクイティアオは嫌いではなかったけれど、優先順位は低かった。ところがクイティアオ・スコタイの登場で、クイティアオの地位はトップに躍り出た。酸味と甘味がうまく溶け合った、タイ料理の特徴を生かした料理だと思う。作っているところを見ればわかるが、いろんな調味料がはいっていて複雑な味になっている。百聞は一食にしかず。機会があれば食べてみることをおすすめする。

今回は時間がなくてクイティアオ・スコタイ探しは思うようにできなかった。偶然見つけたロビンソンのフードコート。同じロビンソンでもウォン・ウィアン・ヤイのフードコートにはなかった。通学途中でしか探せなかったのでBangRakのRobinsonとSiLomのTopsの2ヶ所でしか食べ比べることが出来なかったのが残念。

帰国後友人から、BTS ChitLom駅近くErawan Bangkokの地下にある「Nara Thai Cuise」というレストランにクイティア・スコタイがあると教えてもらった。(110฿) フードコートで食べると35฿だが、きちんとしたレストランだから、それくらいになるだろう。次回はぜひ試したいものだ。

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2月に、バンコクで食べたもの

半年前のバンコクプチ留学の食事をまとめてみた。

Photo_3 滞在期間は28日。朝食はクロワッサンに紅茶とほとんど決まっていた。昼食、夕食に関して、自炊は一度もせず、全部外食。もしくは持ち帰って部屋で食べた。主にフードコート利用、その次は屋台、そしてレストランでの食事は5回だけだった。数多くの料理を味わいたいので、同じものは食べない!これが今回の食のテーマだった。

表にまとめてみたら、30種類の料理名に分類された。果物やお菓子は除外してある。昼休みの時間がなくて、屋台で買った食事とはいえないようなもの(ゆでたトウモロコシとかゆでた南瓜とか・・・)も除外してある。

さて、どんな料理名が並んでいるかというと・・・。五十音順に見てみよう。
オースワン、ガイトート、ガイヤーン、カオカームー、カオスアイ、カオソーイ、カオトム、カオニィアオ、カオパット、カオマンガイ、カオモックガイ、カノムチーン、クイティアオ、クイティアオ・スコタイ、クンオップウンセン、ソムタム、トムヤム、トートマンクン、ヌアデートディアオ、パッタイ、パットシーユ、パットセンヤイ、バミー、ぶっかけご飯、プーパットポンカリー、ホーイトート、ポーピアソット、ヤムソムオー、ヤムプラードゥックフー、ラートナー。

カオパット、クイティアオ、バミー、トムヤム、ラートナーは、具が異なっていてもひとつの料理とした。クイティアオの次にクイティアオ・スコタイという料理名がある。これはクイティアオとはあまりに違いすぎるので、クイティアオと一緒にはしなかった。後に詳しく述べるが、クイティアオ・スコタイも麺の種類が違っているがひとつの料理とした。料理の数は、具や麺の違いを考慮すると、実際には40種類となる。

食べた回数で一番多かったものは、カオニィアオの7回。2番目に多いのが、クイティアオ・スコタイの6回。3番目がソムタムの5回。ヌアデート・ディアオとバミーが4回。ぶっかけご飯、ホーイトートが3回。オースワン、カオトム、カオマンガイ、カオモックガイ、クイティアオ、トムヤム、パッタイ、ポーピアソット、ヤムプラードゥックフー、ラートナーが2回で、それ以外は1回だった。

昼にヌア・デート・ディアオ(やわらかいビーフジャーキーのようなもの)と一緒に食べたり、ソムタムと一緒に食べたりしたから、カオニィアが一番多いとは思っていたが、もっと多いかと思っていた。しかしここで特筆すべきはクイティアオとは別ノミネートされているクイティア・スコタイだ。28日間で6回も食べている。今回の旅行の一番のお気に入り料理といえよう。

お気に入りの定番といえば、スイカジュース。今回はレストランでの食事が少なかったので、4回と少なめだった。料理ではないので、食事リストから除外してある。

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2011.08.11

夏の匂い

窓を開け放して寝ると少し寒いくらいだが、夏の音、蝉の鳴き声で目を覚ます頃には、暑くなって窓を開けたくなる。暑さしのぎで、窓を開け放すことができる部屋へ、夏の間だけ越してくるのだが、匂いで少し困っている。

家のすぐ向いに揚げものの店があり、土用の丑の日などにはうなぎも焼くので、その匂いが流れてくるのだ。食べようと思っている時にはいい匂いかもしれないが、それがしょっちゅうとなると・・・。しかしこれは生活の糧。このことには目をつぶろう。困っている匂いは、そこから流れてくる煙草の匂い。こればっかりは我慢できないので、暑さを我慢して窓を閉める。せめて窓を閉めて、室内で煙草を吸ってくれればよいのだが。ま、ありえないよね。夕方から夜になると、お風呂上りのシャンプーの匂い、香料がダメな私には、これもつらい。

さらに、田舎のこのへんでは、何を燃やすのか、朝方と夕方に煙とともに匂いが・・・。窓を開け放したまま寝ると、朝方この匂いで飛び起きなければならないことも。

それでも、深夜にこうやって窓を開けていると、涼しい風とともに波の音も聞こえてくる。しばし憩いのひと時だ。うるさい車の音もするけど、いいことばかりは望めまい。

節電が主な理由ではない。エアコンが苦手な私は、今年に限らずエアコンを遠ざけた生活を送っている。エアコンをつけて窓を閉め切ってしまえば、嫌な音からも嫌な匂いからも逃れられるのだろうが、そういうわけにもいかない。思うようにいかないので、つい、愚痴ってしまった。

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2011.08.05

蝉が鳴いて、やっと夏らしくなった

今日は、昼前からミンミンゼミが鳴いていた。特に気にしていたわけではないが、ミンミンゼミに気がついたのは3回目か。これまでの鳴き声はそれこそ蚊の鳴くような頼りない「み~ん、み~ん」だったのが、今朝のは、しっかりとした「ミーン、ミーン」だった。

今年は蝉が鳴かないというが、カナカナ(ひぐらし)はかなり早い時期から鳴いていた。それも普段なら夕方涼しくなってから鳴くのに、今年は一日中鳴いている。蝉の声がカナカナだけでさびしく思っていたところだった。

それが、やっと今日は夏らしい蝉の声で、これでこそ夏の暑さも映えるというものだ。ミンミンゼミの声が聞こえないと思い、大きく窓を開けて耳を澄ますと、アブラゼミのじ~じ~という泣き声が小さく聞こえた。しばらくして陽が高くなり、ミンミンゼミとアブラゼミの合唱が始まる。車の音と違い、蝉の鳴き声はうるささを感じない。窓から蝉の声だけ入ってくるといいのに。

朝のうち鳴いていたカナカナはお昼を目前にした今、鳴き声が聞こえない。夕方、涼しくなるまで、くつろいでいるのだろうか。

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2011.08.04

タイ文字 เ

2月のタイ語修行では文字の勉強はまったくやらなかったが、先生方の書く文字をそれとなく観察していると、やっぱりサラエー()は、上から書いていた。

同じクラスで会話を習っていたクンSが、文字の勉強を始めたと言う。彼女とは帰国後も連絡を取り合っている。そこで、彼女にお願いしておいた、サラエーの書き方はどう教えるのか、教えて欲しいと。

早速、連絡が来た。やはり丸から書くと教わるそうだ。そこで彼女が「上から書いてもいいか」と尋ねたところ。普通は丸から書くけど上から書いてもいいと言われたそうだ。彼女は上から書いたほうが速いし、バランスが取りやすいので、そうしていると言っていた。

そうか、教える時は、正統派なんだ。ちょっと安心。

その後、彼女と日本で会う機会があり(彼女は一時帰国したのだ)、そこで聞いたのは・・・。別の先生に文字を習っていた時、つい上から書いてしまった彼女に、その先生は絶対にダメ、丸から書きなさいと言ったそうだ。それ以来、クンSは丸から書きはじめていると言っていた。

結果的にはどちらから書いてもいいのだろうが、そこに至る過程を知りたいと思っていたのだ。文字を勉強する機会はないだろうから、とても参考になった。クンS、コープクンマーク カー。

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2011.08.01

なにをかいわんや

あまりにもおぞましい記事を読んだ。

アインシュタイン伝記本回収 機械翻訳使いひどい訳になった?

 「アインシュタイン その生涯と宇宙」(ウォルター・アイザックソン著)という本が翻訳され刊行されたが、そのうちの一部がなんと翻訳ソフトを使って訳されたまま印刷され、出版されていたというのだ。

あまりにもびっくりしたので、メモ代わりに記録しておこうと思った。出版社は武田ランダムハウスジャパンというらしい。あのRandam House と関係があるのか。この本に関係した人たちすべてがいい加減な仕事をしたわけではないのに、ほんの少しでも、でたらめなことをしたら、すべてでたらめになってしまうことの怖さに気がつかなかったのか。私ですら、テレビやネットに氾濫する、誤字、文法の間違いをなげいているというのに、プロの人間がそんないい加減なことをするなんて!

ああ、余計、いらいらしてきた。

参考:Amazon の書評

「パレードは200台の酔っぱらっていて旗の包茎の車を含んでいた。」

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