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2010.09.08

「おもてなし」と「うたかた」

「おもてなし」を「裏だけで表がない」と言う意味だと勘ちがいしていたKさん。Hさんは「面無し」だろうと言った。おやじギャグがまかり通る日本語教育。けっこう笑える。

辞書で漢字を調べさせたら「持て成す」とあった。漢字が好きなHはこの表記を用いそうだが、違和感をどう説明しようか。また、「持て成す」から「もってなす」と覚えてしまいそうなのも困るが、茄子の絵を描いて笑っていたから、大丈夫だろう。

漢字を覚えたいのはわかるが、基本的に和語はひらがなの方が望ましい。歌詞の中に「うたかた」ということばをみつけたHは辞書で調べて「泡沫」だと知った。泡沫の恋(うたかたのこい)、泡沫の夢(うたかたのゆめ)・・・に並んで、泡沫会社(ほうまつがいしゃ)、泡沫的(ほうまつてき)・・・、卵泡沫(らんほうまつ?)なんてのもあった。彼女はそのすべての「泡沫」を「うたかた」と読むと思っていたから、日本人の友人に「これはうたかた会社って読むの?」と確認したところ、その日本人は首をひねったと言う。

はじめのふたつこそ、「うたかた」と読むけど、後はすべて「ほうまつ」。普段の会話に、あまり登場することばではない。「卵泡沫」なんて、絶対に特殊な場面でしか使わない。私が使うことは一生なさそうだ。

しかし、「うたかたの夢」を「泡沫の夢」と表記するメリットって、いったい何なんだろう。

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2010.09.01

9月の朝

今朝は鳥の声が心地よかった。なんと言う鳥か詳しくないが、若い女の子が早口でおしゃべりしているようで、その実、ちっともうるさくなくて、仕事の手を止めて、鳴き声を楽しんでいた。外を見ると少し大きめの鳥が数羽、隣家の屋根の上にいる。姿を見ても、もちろん名前はわからない。こんな時サーミーの母だったら、すぐに名前を言い当てたことだろう。

しばらくして、蝉がひかえめに鳴き始めた。そうか。蝉の声がなかったので、鳥のさえずりがよく聞こえたのだ。それにしても、いつもは朝からうるさいくらいの蝉の合唱だったのに、なんとも静かなものだ。時は今日から9月。毎日暑い暑いと言っている間にも、着実に季節は移っていた。心にも秋の気配を感じた。

そういえば、9月1日は始めてタタの姿を見た日。8年前のことだ。

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