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2007.02.04

いくぢなしゃか

なんとなく、音楽を聴きながら寝ようと思い、いまだ健在!のVaio Pocet を手に布団に入った。最近は Vaio Pocket に曲を入れてないけどそれでも2826曲。もっぱらpodcastで手に入れた読む小説が幅をきかしている。でも、今日は音楽を聴きたい。久しぶりだから、Chet Bakerを聴きたい。そんな思いで聴き始めたのに、やはり LOSOへ、そしてなぜか・・・筋肉少女帯へ。

LOSOが聴きたくなるのわかると思うけど、どうしてKing Show?そういぶかる方は、LOSOの"Itsra Seree"を聴いてみて下さい。間奏部分を聴いていると、なぜか筋肉少女帯を思い出すのです。"Thao Suranaree" "yaa hen ke tua"といった、「大曲の割にはあまり人気のない曲と一般には思われているが実は名曲」にその傾向が強いのですが、これは多分、Nirvanaとかの影響では(?)と、私はふんでいるのです。実はNirvanaを知らないので、憶測でしかないのですが。

それで、今日は、昨夜何回も聴き比べた筋肉少女帯の「釈迦」と「いくぢなし」と「いくじなし」について。

「釈迦」というのは、3つのバージョンを持っている。「釈迦~とろろの脳髄」(ナゴム全曲集)と「釈迦」(仏陀L)そして、「大釈迦」(筋小の大車輪)。私が見るこの3つのバージョンの違いは、飛び出る電波はシャララシャカシャカなのか、飛び出る電波がシャララシャカシャカなのか。「釈迦~とろろの脳髄」では、脳髄と電波を際立たせているから当然、「飛び散る電波はシャララシャカシャカ」。「釈迦」では脳髄については言及しておらず、ただアンテナが錆びると言っているだけ。これでは対比させることできず、「飛び出る電波がシャララシャカシャカ」と歌うわけだ。この対比のおもしろさで、絶対に「~は~」の方に軍配を上げたい。歌はともかくアレンジも「釈迦~とろろの脳髄」の方が好き。「大釈迦」はギターバトルが呼び物で、ケンヂくんはまとめるのに精一杯の様子。尚、とろろからどろろに変わった脳髄だが、どこかでそのいきさつを呼んだことがあったが、たいしたことではなかった気がするので、どちらでもいいことにする。

それらもう一つの「いくぢなし」(ナゴム全曲集)と「いくじなし」(筋小の大車輪)。「いくぢなし」の方がわかりやすい曲だ。インディーズの頃の作品ということで「シバリ」があまりなく、細かい説明もきちんとできている。「いくじなし」の方は、やはりいろいろと制約があったのだろう。描写がソフトになっている気がする。しかし、10分もある長さを、歌と言うより詩の朗読のようにがなりたてているこの作品は、聞いていて気持ちがいい。日本では詩の朗読会はあまり流行らないが、こんな朗読会があったら聴きに行きたいと思うくらいだ。詩の後ろに流れる演奏もすばらしく、こんなところで埋もれていていいの!といつも思う。

後半で、姉さんの恋人と校庭で鉄棒でぐるぐる回るくだりは本当にグルグル、グルグル、回っているみたいでここも気持ちがいい。

あまりほめてばかりじゃなんだから、ケンヂくん、この歌の中で使われている「言い訳」は「口実」でしょう。それから fetishist じゃなくて、fetist。でも、そんなことがどうでもよく思えるくらいの名曲。

あ、でももし筋肉少女帯の曲を聴こうと思うのなら、イチオシは「サンフランシスコ」です。

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コメント

こんばんは。P-meewが「筋少」を聴いていたとはちょっと驚きでした。
そして聴き比べ、とても面白かったです。
「いくぢなし」は聴いた事が無いので、是非聴いてみたいですね。
「サンフランシスコ」がオススメですか!
この曲はピアノの旋律がとても印象に残ってます。
最近、とっても筋少が聴きたくて仕方が無かった時にこのお話。
今夜私も久し振りに聴いてみようかなぁ。

私のオススメは「これでいいのだ」
「これでいいのだ 辛くてもこれでいいのだ」
というオーケンの言葉に何度も救われました。


投稿: laximi | 2007.02.17 00:18

>laximiさん
♪日本をインドにしてしまえ~♪で、「筋少」を知ったんですが、とても気に入って古いアルバムを集めまくりました。古い曲の方が断然いいですね。

「これでいいのだ、これでイーノーダー」も、「いくぢ(じ)なし」と同じ系統の曲ですよね。是非、「いくぢ(じ)なし」を聞いてみてくださいね。

それにしても、「釈迦」「いくぢ(じ)なし」の聞き比べの話を一生懸命に読んでくださったとは!感謝感激です。

投稿: meew | 2007.02.17 19:51

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