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2006.12.29

ドロボウ

特に大掃除はしないことにしたが、外回りはきれいにしようと、昨日今日は植物と格闘。といっても、私の家には土の部分がほとんどなく植物もないのだが、家のすぐ裏山に馬刀葉椎(マテバシイ・こんな漢字があるとは知らなかった)の木がたくさんあって、そのどんぐりと落ち葉のかたづけ、そして、隣地に生い茂っている雑草が道路にまで伸びてきているので、そのカットをしていたのだ。先日の大雨でだいぶ落ち葉も濡れていたので、昨日はざっと集めて、乾くのを待った。昨日今日と天気はよかったので、昨日あんなに濡れていた落ち葉もすっかり乾き、今日は、駐車場もその上のまるで落ち葉置き場にでもなっているようなところもすっきりきれいになった。

最近餌をねだる猫にえさをあげる度、雑草の「ドロボウ」がズボンの裾にくっついて困るので、今日は雑草の手入れも。庭と呼べるようなところがない家だから、鎌やら植木バサミなどはない。大き目の花ばさみで切る。ただひたすら切る。細かく切って、燃えるごみ用のビニール袋に入れる。どんどん入れる。落ち葉と雑草とあわせて、大きな袋二つがいっぱいになった。

今日は少し風があるけど、陽がさしてあたたかい。とても気持ちよく作業をして、ふとジャージーを見ると、「ドロボウ」がびっしり。

実は私はこの土地に引っ越してくるまで、この「ドロボウ」を知らなかった。私が生まれ育ったところは、東京の下町で、緑の自然が少ないとろだった。祖母は庭いじりがけっこう好きで、いろんな花が鉢に咲いていたけど、雑草はなかった。今住んでいるこの田舎に来たら、緑の自然がいっぱい。雑草がいっぱい。以前住んでいたアパートの裏にちょっと行ったら、ズボンの裾に雑草がびっしり。それを見た近所の人が、「ドロボウをつけてる」といったので、びっくり。引っ越してきた頃は、本当に何も知らなかったのね。

今日、私がつけたドロボウは「コセンダングサ」だと思う。この類の、棘のあるくっつきやすい種子を「ドロボウ」と呼んだり、「バカ」と呼んだり、「ひっつき虫」と呼んだりするらしいが、子どもの頃にこの存在を知らなかった私ははじめて聞いた「ドロボウ」でインプットされ、あれからずっと「ドロボウ」と呼んでいる。

きれいになった駐車場に座って、陽を身体いっぱいに浴びながら、ジャージーの上下に着いた「ドロボウ」をひとつずつ丁寧に取っていた。すっかり大仕事をした気分になって、今年はいい一年だったなぁ。来年もいい年になるといいな。そんなことを考えていた。あと少しで今年も終わる、そんな師走の一日だった。

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コメント

「コセンダングサ」というのは緑色の三角っぽい形の平らな種子の
ついたやつですか?
そんな名前が付いていたとは知りませんでした。

私は緑色でトゲのいっぱいついた種子のことを「くっつき虫」と
呼んでいます。

投稿: ひら | 2006.12.29 23:10

「ドロボウ」とは、年末にはちょっとどきっとする呼び名ですね。私は住宅街に住んでいるので、なかなか「雑草」にてこずる機会はないのですが、先日息子が拾ってきた木の実から虫が大量に誕生するという恐ろしい体験をしました。
この年末は、すっきりしないお天気でしたね。来年も宜しくお願いします。

投稿: hana | 2006.12.31 17:29

年を越えてしまいました。あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

>ひらさん
私が見るのは、緑というより茶色に近い色ですが、同じものだと思います。靴下についていて、それを踏むと嫌な感じなんですよね。

>hanaちゃん
ドキッとさせるつもりはなかったのですが、この時期、我が家ではけっこう登場する言葉です。本物の「泥棒」は、原付に関してお目にかかったことがあります。hanaちゃんのところも、オートバイにきをつけてくださいね。

投稿: meew | 2007.01.01 17:21

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