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2006.09.30

ピンチヒッター その1

9月が終わろうとしているのに、このblogの記事はまだ一桁。ちょっとサボりすぎたかな。

先日の第2回目、日本語教室ピンチヒッター参加の様子も忘れないうちに。

これぞボランティア教室という日だった。新しい学習者が来た。小さな男の子のお母さんで、タイ人ではないけれど、タイ語が通じる国。私のタイ語も少し役立ったかな。まだ日本語はほんの少ししか勉強しておらず、彼女が入るクラスがない。どうも同じレベルの学習者がいるらしいのだが、今日はお休み。『みんなの日本語』で言えば、1課からはじめてもいいくらいなのだが、今日の一番下のクラスは8課。どうする?すると市の担当者が「帰すわけにはいかない」。なんとか8課のクラスで頑張ってもらうことにした。次回からはもう少し下のレベルがある別の曜日に参加することにして、今日のところは雰囲気だけでも味わってもらえたかしら。

市の担当者の「帰すわけにはいかない」という言葉には拍手を送りたかったけど、新しい学習者が来たときに、日本語のレベルをはからないでどうするの?よく考えてみると、この教室には、学習者のレベルを見極めるスキルを持つ人がいない。クラス編成もあらためて聞いてみたら、なにやらおそろしいことになっていた。私が受け持っている『みんなの日本語Ⅱ』(現在26課)が中級クラスと呼ばれていたり、ひとりで2課と8課を受け持っている人がいたり(両方のクラスの生徒が来たらどうするのだろう?)『みんなの日本語Ⅰ』程度のレベルの人が中級もしくは上級のクラスにいたり(尤も、このクラスはおしゃべり中心のようなので、勉強するよりはおしゃべりしたいと言うことなのかもしれないが)、全体を見回したら、頭を抱えそうだ。前回は目の前の学習者だけを見ていたから、気がつかなかったけれど。本来私が悩むことではないけれど、これからどうするのだろう、とても心配になる。指導者が圧倒的に少ない現状ではどうしようもないのだけれど、そのための先日の講習会ではなかったのか。さらに、全体をまとめるコーディネーターがいないのが、一番の問題と見た。隣のKI市の日本語教室では、コーディネーターがいて授業以外のいろいろなことをまとめているらしい。これは絶対に必要なことだ。私が参加していた頃は、市の担当者が日本語ボランティアだったから、彼女がコーディネーター的な役割も兼ねていた。スタートしてすぐの、佳き時代だったのかな。いえいえ、今度の担当者だって、きっと気がついているはず。何らかの対策はきっと立てるでしょう。

この日の本来の私の役割は、26課の復習をやること。先週「ほとんど終わっちゃったんですけど」と言っていたが、先週来なかった人もいるようだし、「~んです」の3パターンからはじめた。ところが「~んです」の前に普通形が来るということが定着していないようだ。「普通体」と「ていねい体」、「ていねい体」の中の「普通体」。ここいらはわかったと自己申告されても、実際はわかっていないケースが多いから、きちんとやりたい。さらに応用問題になって、「~んですが、~ていただけないでしょうか?」あたりになると、て形にするんだか、普通形にするんだか、混乱しているのが見て取れた。来週は先に進まないで、少し「フォーム(形)」の復習をしようか。

授業が終わった時、「今日は楽しかったです」と言われた。そうだね、来週も楽しくフォームを勉強しようね。

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