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2006.07.31

日本四季遊楽

M060731 日本を紹介した本が届いた。著者は元生徒、台湾人の張さん。前にも『和寶貝玩世界』と言う日本を紹介する本を出していて、これは2冊目の日本紹介本。今回は日本育ちの呉さんという強い味方を得て、よりグレードアップしているんだろう。中国語が読めないのが悔しい。

写真が小さくて読めないけど、表紙の下半分にはこの本で扱っているトピックがずらっと並んでいる。「お花見」「桜前線」「花吹雪」「遠足」「親子連れ」「ピクニックシート」「おしぼり」「会席弁当」・・・本を開くと季節ごとに分かれていて、春の次は「たなばた」「お祭り」「祇園祭」「花火大会」、秋には「紅葉狩り」「夜間鑑賞」「温泉旅行」、冬には「お正月」「大晦日」「初詣」「振袖」と続く。トピック以外はすべて中国語だけど、写真がふんだんに使われていて、それを見ているだけでもとても楽しい。

そういえば、彼女は日本にいる頃、とてもよく写真を撮っていた。そして日本中いろんなところを旅行した。そのときの写真や旅の感想がこの本を作っているのだろう。あのバイタリティー、今思い出しても気持ちがいい。生まれたばかりだった磐磐ちゃんはこの秋から幼稚園児とか。懐かしいなぁ。そう思いながらページをめくっていたら、なんと磐磐ちゃんと妹の房ちゃんを見つけた。可愛いなぁ。

ありがとう。Yuliさん。これからしばらく楽しませていただきます。

この本はこちらで購入できます。

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2006.07.30

バイアステープ

M060730 プチ・トラブルはあったけど、端のバイアス用に注文しておいた赤い布地が今日届いた。さっそく水通ししてアイロンをかけて、バイアステープ製作。

久しぶりにバイアステープメーカーを使ってみた。これに通してアイロンをかけると、ほら、こんなふうにバイアステープができる。キルトは落しキルトはほとんど終わった。これで完成にしてもいいけど、もう少しキルトラインを増やそうかどうか、思案中。それは端を縫ってからでもできるから、先にテープで始末することにした。いらないキルト芯と裏地をきちんとカットしてきれいな赤い色でとじます。

いざ、やりはじめたら、テープが足りなかった。生地はまだまだ残っているから、補充したのだけど、こんどはテープメーカーを使わずに、へらでしるし付けしてみた。後からの方がきれいにできたみたい。

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2006.07.29

端切れの整理

M060729パターンをカットした余りの布地は、そう簡単には捨てられない。よほど小さいのは別として、4、5cm四方の大きさが取れそうなのは、右の白いバッグにどんどん入れておく。

それがだいぶたまってきたので、今日は、端切れの整理をすることにした。以前2.5cm角で作って難儀したので、今回はちょっと大きくしよう。3cm角用にカット、カット、カット。これでまたスクラップキルトを作ろう。

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2006.07.28

「猫のゴロゴロ」と「モーラム」

今朝の新聞にとてもかわいい記事があった。「猫のゴロゴロの意味は?」朝日新聞の「疑問解決モンジロー」のコーナーだが、ネットでは見つけることができなかったのは残念。

M0607281 何よりもかわいいのは、この写真。猫の「ゴロゴロ」は人間のほほ笑みと同じだとして、その仕組みは「喉頭を振動させ、そこを通る空気を振るわせる」という説を紹介している。トトの「ゴロゴロ」はうっかりすると聞き逃してしまうが、タタの「ゴロゴロ」はとても大きな音。私の足元でゴロゴロ言いながら寝ていると、ちょっとうるさいと思う時も。それでも、いつも気持ちよく聞いている。この「ゴロゴロ」について「かみついている獲物に恍惚感を与え、苦痛を軽くする」とか、「ライオンにかみつかれた宣教師は、ゴロゴロという震動音がずっと聞こえ、まるでトランス状態のようになり苦痛も恐怖も覚えなかった」といった記述がある。

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そこで思い出したのが、モーラムの話。NHKで1997年に放映された「素晴らしき地球の旅 赤い大地を巡る歌~タイ・モーラムの世界~」という番組の中で、イサーンのモーラムの歌手があのモーラム特有の「コブシ」について、聴く人を喜ばせるために響かせるのだと言ってる。猫の「ゴロゴロ」もモーラムの「コブシ」も聴いていて、気持ちが良い。両方とも同じなんだと再認識。

ところで、この番組はなんとあのシリポーンについての話なのだ。初めて、この番組でシリポーンを知りとても気に入り、その後タイで「ボーラックシーダム」のCDを購入した。今でもこの曲は大好き。今夜、久しぶりにこの番組を見ることにしよう。タタがそばに来て、「ゴロゴロ」言ってくれるかな。

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2006.07.24

Kitty GYM

まず、お待ちかねの写真をご覧ください。

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前列の3人。GOLF君(兄)、山下君、MIKE君(弟)。

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チョムプーさんの「ココナツ・カフェ」でも紹介されていた、タイの兄弟デュオ+ジャニーズの"Kitty GYM"。昨夜というか、今日というか、フジテレビで紹介されていたのを録画しました。私は画像担当ということで、詳しくはチョムプーさんの「ココナツ・カフェ」をご覧ください。

チョムプーさんの記事にもありましたが、タイ語バージョン、聴きたいですねぇ。なぜって?だって、GOLF君もMIKE君もちっともタイ人らしくないんですもの。肌の色は黒くないし、髪の毛もクルクルしてないし、日本語上手だし、第一とっても洗練されてて、・・・って、Sek LOSO と比べてますね、私。それはともかく、日本の若い子の間では人気出そうですね。

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2006.07.22

Sek LOSO BLACK AND WHITE

ysaitoさんから教えてもらったので、Blakeの天国バージョンの詩を読んだ気分。もしや、CDの発売が決まってはいないかと、いつもCDを買うタイの音楽サイトe.thaiCDをチェックしてみたら。

えっ!今日、発売開始?急いで、購入。近いうちに届くでしょう。それにしても、CDの曲目も明らかになってなかったけど、本当に今日リリースされるのかしら?同サイトでは2曲試聴できるようになっていた。1曲目は"Ann"そしてもうひとつは"14 อีก ครั้ง"。"Ann"はタイを感じず個人的にはあまり好きではない。ちょとがっかりしていたら、"14 อีก ครั้ง"で最高の気分に。"แม้ว่า"を初めて聴いた時と同じ感じ。これは期待できそう。(この記事を書いた後で、もう一度チェックしたら、発売は26日になってた。ちょっとガクッ。曲目もまだ発表になってなかった。)

M0607223 CDのジャケット、e.thaiCDから、ちょっと拝借。CDが届いたら、スキャンして差し替えます。

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IL DIVOの日本語

DVDプレーヤーを移動してPCに画像を取り込むことができるようになったので、先日スカパーで放映されたIL DIVOの番組から、日本人教師ネタを・・・。

IL DIVOは去年の9月に来日していて、番組の中では当時の映像も紹介されていた。デヴィッドが日本語でメンバー紹介をしている。ここでその様子を再現。

こんにちは。へい、あ、いらっしゃ・・いらっしゃいませ。
僕たちは IL DIVOです。僕の名前はデヴィッドです。アメリカ人です。
それはカルロスさんです。スペイン人です。
それはセバスチャンさんです。フランス人です。   
・・・とあれは・・・ウルス人で・・あ、ウルスさんです。スイス人です。

これが、(ミモザも)おどろくほど流暢な日本語。音楽家は耳がいいというのはほんとだ。はじめの「いらっしゃいませ」は、お寿司屋さんのようで愛嬌たっぷり。ここで特筆すべきは、「それ」と「あれ」。「これ」「それ」「あれ」は話し手から見て「近称」「中称」「遠称」に分類されるケースがあるが、もちろん人間には使わない。誰が教えたか、同じ指示詞でも「こちら」「そちら」「あちら」にしておいてくれたら、間違いじゃなかったのに。自分の名前には「‐さん」をつけないってことがきちんとできてたのは、デヴィッド、すごい。ウルス人って、どこの国?なんって思ってしまったけど、「じん」と「さん」、両方とも「ん」で終わるからまぎらわしいよね。それにしても見事な日本語だ。日本公演では、きれいな日本語で歌を披露してくれると見た。

↓はその時(2005.09)の様子。1年近く前なので、どことなく4人が若々しく見える気がする。

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2006.07.20

お花畑

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きれいな色の生地をチクチクやっていたらとても素敵な気分になったのと、先日きれいな生地をたくさん手に入れたので、可愛いパターンでちくちくやりたくなった。おばあさんシリーズの第2弾。grandmother's flower garden。このヘキサゴンの型紙がなかなかできなくて、何枚作ってもうまくいかない。とうとう奥の手。つまり、サーミーに頼んだ。仕事の手を休めて、ドラフターで、六角形の型紙を作ってくれた。ついでにカットも頼んで、縫い代があるのとないのと完璧バージョン2種類ゲット。おかげできれいなお花畑ができたよ。

こんなことをずっとやっているので、blogの更新はおろか、お便りの返事も遅れがち。ご迷惑をおかけしています。

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2006.07.16

しあわせ

連休は家でおとなしくしていよう。暑いしね。なんて言ってたのに、一昨日に生地を買ったスーパーの新しく開店したばかりの別の店へ今日も出かけた。オープンを知らせる特大のチラシに「手芸生地」なんて書いてあるから、あの掘り出し物を手にしたばかりの私は、また行ってもいいかななんて思った。「新物好き(にいもんずき)」のこの辺の気性がうつってしまったのか、元来そうなのか、サーミーも同じ考えらしく、出かけたという次第だ。

行ってみてよかった。手芸売り場は、一昨日の店と同じようなつくりだったが、オープンのためか、98円均一の布が盛りだくさん。選ぶのに困る。というのは、ここのところ生地を買ってばかりだったから、予算を千円と決めたからだ。それでも98円の生地は10枚も買えた。これが98円!と疑いたくなるような生地ばかりで、ああ、このような生地売り場が私の街のべ○○アにもあったなら。M060716

帰宅してすぐに水洗いをして干した。干してあるのを見ているだけで、うれしくなる。これでたったの千円。でも極上のしあわせ。現在2種類のキルティングをしているところなのに、新しい記事を見ていると、もう何か作りたくなる。でも、そんなことを考えるのもまた、極上のしあわせなのさ。うふふ。

以前の生徒だった麒麟さん(ニックネーム)のことを思い出した。麒麟さんはJUSCOが好きで、全国のJUSCOをまわりたいと言っていた。実際たくさんのJUSCO巡りをしていたようだ。サーミーも麒麟さんみたいだ。

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2006.07.15

Granma's fan 02

しつけまでした "Granma's fan"のキルト。裏地の手触りがどうしても気に入らない。図柄はとても可愛いんだけど、やっぱりやりなおすことにした。昨日は、出かけたついでに裏布をさがした。

新しい生地屋さんを2ヶ所発見。お目当てで行ったところ(日本で一番大きいホームセンターの中にある生地屋さん)は、高すぎる。メーター2000円なんていうのがごろごろあるが、もう、全然関係ないって感じ。デモで、キャッシー中島のハワイアンキルトの紹介ビデオが流れていた。いつも気になっていたところのやり方を説明していたので、食い入るように見た。見ただけだった。何も買わなかった。

わりあい近くの洋品店の看板に「服地」の文字を見つけ寄ってみたら、大当たりだった。種類も多いし、値段も手頃だし、うれしい。2種類の生地とキルト芯、針とシンブル、さらにキルト用のフープも購入。いい店を見つけたけど、ああ、遠すぎる。

帰り道に、いつも買い物をしているスーパーの○○店に寄った。私たちの町のより、ちょっと大きい。隣には電気屋さんもある。せっかくだから買い物をして行こうとあれこれ見ていたら、「生地担当の○○さん、・・・・」と店内放送が。生地売り場があるの?それなら見てこなくちゃね。するとここも、大当たり。品数は少ないが、アメリカンコットンを売ってる。それもリーズナブルすぎる値段で。さっそくプリント地を購入。高いのもあるけど、わけありで安いのや、手頃なものなどあり、この店が近くにあったら、ワクワクしちゃうのにな。

そんなわけで、手に入れた裏布候補3種類。一番おとなしい柄にした。なんといっても裏布だから。しつけをほどいて、綿も替えた。もう一度しつけをかけて、キルティング再開。キャッシー中島のビデオで見てきた方法でやってみたら、楽だ。楽だけど、終わったあと、なぜか左手が痛かった。日頃使わないところを使ったんだろう。でも、すぐに慣れるだろう。

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2006.07.12

Granma's fan 01

現在作成中のキルトの制作過程リポート。

M0607121 今日、キルトトップがほぼ完成。このまわりにわくをつければ完成。薄いピンク地を使うことにした。さっそく裁断して、縫い付け開始!

M0607122 ここではわからないけど、ピンクのわくもついて、キルトトップ完成。トップとキルト綿と裏布を重ねて、しつけ開始。前作とちがってあまり大きくないので、今回は楽。可愛らしいピンク系トップにあわせて、スプーンはサーティワンのスプーンにしてみた。

M0607123 しつけもついて、ひと段落。後はキルティングをするのみ。このキルトはちょっと真剣にやりたいので、 Quilting motif をどうしようか思案中。とりあえず、落としキルトをやっておいて、白地のところ、それからピンクのまわりの部分をどうしようか、よく考えよう。

M0607124 半分に折ってテーブルの上に置きちょっと目を離したら、タタがキルトの上に乗って、しっかり寝ていた。だめだよ、タタちゃん。これはタタのじゃないんだから。

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2006.07.10

Forsyte Saga

ノーベル賞作家、John Galsworthyの "Forsyte saga" をドラマ化した「フォーサイト家~愛と プライド~」が終わった。19世紀のロンドンを舞台にした物語で、フォーサイト家の人間模様を描いた壮大なドラマだった。「君の名は」や「高慢と偏見」、はたまた「冬のソナタ」のように、この手のドラマは一度見始めたらやめられないものだが、この「フォーサイト」もその例にもれず、最後まで楽しく、キルトの手を進めながら見た。

イギリスの中流階級と貴族階級がまったく違う階級なのだということや、Governessと呼ばれるいわゆる女性家庭教師がはたして"servant"なのか・・・、イギリス式恋愛とフランス式恋愛の違い・・・。いろんなことが盛り込まれていて、とても興味深い作品だった。

ゴールズワージーは、英文学の授業でさら~っと流しただけで、『林檎の木』のあらすじを読んだくらいだったけど、きちんと読んでみたいなと思った。そこでこの作品について調べてみたら、残念なことに(文学作品にありがちなことに)、絶版。その復刻版というのを見つけ、仰天した。なんと、48000円。手が出ません。原文で読めるサイトを見つけたけど、そこまでして読もうとは思わないので、断念。『林檎の木』でも入手できたら、きちんと読んでみようか。

ところで、Galsworthyの発音だけど、初めてこのスペルを見た時、ガルズワージーだと思ったが、表記はゴールズワージーだった。イギリスでの発音もこの "ゴールズワージー" なのかな?こんどイギリス人に出会ったら、herbの発音とともにGalsworthyの発音も聞いてみるのを忘れないように。果たしていつ会えるか定かではないけど、忘れないでいようっと。

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2006.07.07

Happy Birthday!

M060707

今日は、木天蓼(またたび-タタ)の誕生日。4歳になった。街では朝早くからタタの誕生日を祝う花火が・・・・、いや、誕生日を祝ってるわけではないだろうけど、でも花火がなってる。ちょっとうれしいね、タタちゃん。本当に今日が誕生日かどうかは、実のところ怪しいけど、名前のタが重なってるから、誕生日も重ねようと。初めて会ったあの時があのくらいの大きさだったから、きっと7月7日生まれだよ。

本名またたび。通称タタ。でも、田中達也(なかつや)のタタとか、タイの歌姫タタ・ヤングのタタとかいろいろ。サーミーは7月7日生まれだからナナちゃんにしようって言ったけど、残念でした。ここにもタタがあるんです。それは七夕(なば)のタタ。

タタはトトと違って、ローストビーフも、お刺身も、かつおぶしもそれほど好きではないみたい。ケーキなんて食べないしね。ご馳走はなく、いつものキャットフードだけど、私からのプレゼントは遊んであげること。今日はねずみさんもうさぎさんも、全部総動員、目いっぱい遊ぼうね。

写真は、まだタタが人見知りじゃなかった頃。生後4ヶ月くらいのタタです。Ken兄ぃに撮ってもらったんだよね。モノクロ写真、カッコいいでしょう。今のタタを見たら、Ken兄ぃ、びっくりするよ。

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2006.07.06

黄色地を求めて

M060706 きれいに写せなかったけど、全部黄色地のコットン。

ただいま作成中のキルト。Granma's fanの中心になる黄色。左の2色はすでに持っていた生地なんだけど、濃い方では主張しすぎて、薄い方ではメリハリがなく、今日は黄色地を求めて旅に出てみた。そう遠くまで旅せずに、かなりの種類をゲット。これから、水洗いして、試しに縫ってみましょう。「探偵ポワロ」も待っていることだし、またしばし、キルトの楽しみを。

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2006.07.04

ひとりだち

昨夜は、サッカー選手の中田ヒデが現役引退するとのことで大騒ぎだった。知らせを聞いたのはテレビのニュース番組だったが、ネットのニュースを見たら、またしても私の関心は中田ヒデの動向より、こんなことの方に。

最初に見たasahi.comのニュースは、こちら。ここの最初の文はこうだ。

サッカーの日本代表、中田英寿選手(29)は3日、現役を引退することを自身のホームページで発表した。

これは、今朝の朝日新聞の一面トップの最初の文とまったく同じだ。ネット上だけでなく、紙面でも同じだった。さらに、昨夜のその後のテレビニュースでもはっきりと「自身のホームページで発表しました」と言っていた。

私がこの文に引っかかるのは、「自身」の使い方。私なら、「彼自身のホームページで・・・」としたい。最近、ネットの書き込みやタイトルなどで、このように「私」自身、「彼」自身の私、彼が省略されているのを見かけ、その度に落ち着きの悪さを感じていた私としては、ああ、とうとう、この落ち着きの悪さは私だけのものになってしまったのかと、少々、もどかしさを感じるのだが、しかたない。新聞で使っている日本語が間違っているなんて、到底言えないだろうから、大きな声では。

この「自身」のほかにも、ひとりだちする言葉として、気になっているのが「結果」。

結果、彼女はあらわれませんでした。
今回のワールドカップでは、結果が出せませんでした。

こんなふうに使われていることが多い。はじめの文は「その結果・・・」としてほしいし、次の文は「いい結果が出せませんでした」としてほしい。結果は、いい結果だけではなく悪い結果も結果だと思うんだけど。こんなふうに「その」、「いい」、「悪い」等がとれた「結果」、「私」「彼」等がとれた「自身」のように、ひとりだちする言葉が多い気がする。そんなに手を抜かなくても、ちゃんと話せば!ちゃんと書けば!と思うけど。時代の流れだからしかたないのかもしれない。そのうち、「課長が行けないので、代わり、私が行きます」とか「さっき横断歩道でおばあさんの手を引いてあげたんだ。今日はおこないをした」なんて、言うようになるのかもしれないが、本当は、そんなふうになってほしくない。でも、ひょっとしたら、もうそうなっていたりして・・・。

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2006.07.03

日本語教師の深読み

ネットで、こんな文をみつけた。

「今日中に仕事が終わらないと、旅行にいけないよ。残業だよ」と従業員をもどかしてみる。

「もどかす」がわからなかった。早く仕事終わらせようといってるから「急がせる」の意味かな?もどかす。もどかしい。もしや、もどかしい(形容詞)の動詞化?「悩まされる」とか「決めるのが難しい」という意味で、「悩ましい」を使うことが最近多いように思うのだが、また新しい言葉か?

まずは、辞書を引いてみた。広辞苑にも載ってなかった。最近の若い人たちはこういう言葉を使っているのかしら?若い人たちの言葉に、容易に出会える場所がインターネット。さっそくググって見た。(この「ググる」も新しい言葉。検索するでもいいんだけど、googleを使ってけんさくしたから、「ググる」。でも、yahoo!で検索する「ヤフる」は市民権を得ていないみたい)すると意外なことを発見。

「もどかす」は宮崎の方言で、「からかう」ということだった。そうか、従業員をからかったのか。深読みをした日本語教師は、新しい造語方法まで考えてしまったよ。(たどたどしい→たどたどす、やかましい→やかます・・・←これ嘘の日本語ですから!)もっと素直に物事を見なくてはね。

しかし、私の好きな言葉「うるかす」だって、知らない人にはまったくわからないだろう。辞書を引いても載ってないしね。福島出身の母、新潟出身の祖母が使っていた言葉で、我が家で当たり前の言葉も東京では誰も使っていなかった。でも、こんなふうに使うから、文の中で読めばすぐにわかると思うけど。

赤えんどう豆を一晩うるかしておいて、明日豆寒を作ろう!

「うるかす」、漢字で書くと「潤かす」。浸すでも、潤う(うるおう)でも潤す(うるおす)でもなく、「うるかす」。「浸す」は、水の中に入れたその状態(豆を浸す)。「潤う」では水分が足りなく(豆が潤う)、「潤す」だと主格がずれてしまう(水で豆を潤す)。「液体の中に何かを入れて、その何かに水分を吸収させること」が「うるかす」の意味。ほかのどの言葉でもこの意味はあらわせない。それなのに、使う人の少なさ。日本中の人に使ってほしい。

先ほどの「もどかす」も、ただからかうのではなくて、相手にもどかしい思いをさせる「からかい」からきてるのかな。そう思うと、この言葉もすてきに思えてくる。

ところで、一晩うるかしておいた例の赤えんどう豆。ちゃんと水が吸収されたかな?その時は何というんだろう?つまり豆を煮てその変化の結果、「豆が煮えた」。①豆がうるかった。②豆がうるけた。するとそこへサーミーが来たので聞いてみた。もちろんこんな言葉はないからおあそび。するとサーミーは「③うるんだ。いや、④うるいたかなぁ」と言って、タタの頭を撫でて(それとも「なぜる」。どちらを使いますか?)行ってしまった。

「ふやかす→ふやける」、このルールを当てはめると「うるかす→②うるける」どうやらこれが妥当かな。「おどろかす→おどろいた」から「④うるいた」も考えられるけど、どうも落ち着きがよくない。では、昨日一晩うるかしておいた赤えんどう豆、うるけたかな?うまくうるけていたら、やわらかく煮よう。今日のおやつは豆寒だよ!

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2006.07.02

日曜日のミサ

仏教徒の私が今日は、教会のミサに参加した。

ミサに参加したのは10年ぶりの2回目。1回目は10年前、アメリカへ行った時、ホームスティ先のCさんと一緒にプロテスタントの教会へ行った時だ。

今回は、教会のお世話になることがあって(と言っても宗教的なことではないが)、そのご挨拶も兼ねて、出かけたもの。普段の日曜日とは違う「ハレ」の世界だった。つい先週まで日本語の講座を受けていた、その授業と同じような感じの「ハレ」だった。だって、ミサの間は手の届かないところにいるように思える神父様がミサが終わったら、雑談しているのだもの。そういえば、神様ミモザ(M先生)も「授業が終わればMさんよ」と言っていたっけ。

なぜ、教会の話を持ち出したかというと、今日のお話の中で「主は湖のそばにおられた」という一文に出あったからだ。先日のミモザの授業で、「おります」というのは関西では「います」と同じ。「おります」の尊敬表現である「おられます」は、あながち誤用ではないという話を思い出したからだ。その後も、「おられる」という表現は何回か出てきた。日本で教会に通っている日本語学習者への対応として、おぼえておくべきだと思った。とても貴重な経験だった。

今日の神父様は、日本人ではないけれど、お話は全部日本語だった。とても上手な日本語でびっくりした。モーティべーションが強ければ、これほどに上手になるものなのだ。タイのタイ語学校にもキリスト教の伝道のために、タイ語を勉強している人が多いと聞く。あまり若くない方もいるとか。私みたいに、のんびりと、ぐずぐずとタイ語を勉強するのも、それはそれで楽しいけれど、少しは辛い目にあわないといけないのかもしれない。

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2006.07.01

映画2006 4-6

スカパーで見た映画のリスト、今年の4月から6月分。

マイケルコリンズ/私がこわされる時/初恋の来た道/ショコラ/ホテル・ニューハンプシャー/花とアリス/白いカラス/ナビィの恋/2046/バトル・オブ・シリコンバレー/黙秘/三銃士/フェリーニのローマ/イル・ポスティーノ/グリフィルキン おとぼけ悪魔氷上バトル/悲しみよさようなら/真夏の夜の夢/ヤンヤン夏の思い出/ギフト/ブリジット・ジョーンズの日記/ガープの世界/ジャンダラー/歌え!ジャニス・ジョプリンのように/アタックナンバーハーフ/アタックナンバーハーフ2/ナイトメア・ビフォー・クリスマス/フラッシュ・ゴードン/シザーハンズ/シクロ/ビートニク/g@me

と、31本。この時期は、私にはめずらしく、映画のDVDを3枚買った。ずっと見たかった「殺人カメラ」そして、500円という値段にくわえ、、「イル・ポスティーノ」「殺人カメラ」とイタリア映画づいていたので買ってしまった「自転車泥棒」、それから契約しているチャンネルでは放映されそうもない「キルトに綴る愛」の3枚。

イタリア映画3本の中では「イル・ポスティーノ」が傑作。パブロ・ネルーダと郵便配達人の交流を通して、「詩」とは何かを語ったもので、4月から6月分の全作品の中でも最高傑作だった。映画を見たあと、パブロ・ネルーダの詩をいくつも読んだ。

それからもうひとつ楽しんだのは「歌え!ジャニス・ジョプリンのように」という映画。タイトルに惹かれてみたのだが、とてもおもしろかった。ああ、おもしろかった、おもしろかったということで、この映画について調べてみたら、ジャニス役のマリー・ トランティニアンとあのだまされるおじいさんが親子だとか、マリー・ トランティニアンという女優が痛ましい死に方をしていたとか知り、ちょっと複雑な気持ちになってしまった。

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