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2006.06.12

宿題

「生徒は宿題をしません」タイ語を勉強していて、この文をタイ訳せよという練習問題があった。単語欄には、宿題 การบ้าน とある。導き出される答えは นักเรียนไม่ทำการบ้าน。

ちょっと思うことがあった。「宿題」という言葉だ。日本語を教えていると、この言葉が出てくる。忙しく働いている生徒にあまり宿題を出すことはしないが、それでも時々、「これ、宿題ね」といって、プリントを渡すことがある。宿題という単語はもちろん辞書にも載っているし、私が使っているテキストの語彙帳にも乗っているから、お互いの認識に間違いはないと思っていた。

ところが先日、ちょっと込み入った練習問題をやっていた時、「これ、宿題(です)」と生徒が言い出した。え、今やっているのに、どうして宿題?それに、宿題はあなた(生徒)が出すんじゃなくて、私(先生)が出すものだよ。彼女はタイ人なのだが、宿題という単語を語彙帳で確認すると การบ้าน とある。彼女は この練習問題は การบ้าน であると言い、私はこの練習問題は宿題ではないと言う。

よくよく聞いてみると、 การบ้าน というのは、家でする勉強のことらしい。宿題とは必ずしも一致しない。国語辞書で「宿題」を引いてみた。「宿題①学校で前もって、与えて、自宅でやらせる問題②後日に解決しなければならない問題」とある。学校で、先生が「これは宿題だよ」といった場合、次の時間までに家で(厳密には家じゃなくてもいいけど)やってくること!という意味になる。彼女の子供ももうすぐ小学生。「○○ちゃん、宿題しないの?」「しないよ。今日は宿題、ないもん!」なんて会話をするようになるだろう。その時、戸惑わないように今のうちに直しておけてよかった。

そういえば、なんかおかしいと思うことがあったけど、これが原因だったんだ。いつでもこんなふうにクリアーになるとは限らないけど、すっきりした時はとても気持ちがいい。タイ語との関係はわかったけど、知ったふうに使っている「homework」(英語)や「宿題」(中国語)は、どうなんだろう?わかってると思っていても、実はわかっていないのかもしれない。調べてみよう。

大江千里の曲に「ふたつの宿題」というのがある。この宿題は先ほどの辞書で言うと、②の方の意味だけど、「ふたつの การบ้าน 」とすると、すごく変だ。

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