« セレブな日本語 | トップページ | コロちゃん »

2006.03.27

「大丈夫」

先日、ファーストフードの店でフライドポテトを注文した。ケチャップが欲しくてカウンターにもらいに行った。すると若い女性店員が「1つで大丈夫ですか?」

またある日、おすし屋さんへ入った。おいしく食べてお茶を飲んでいた時、店員が来て、「お下げしても大丈夫ですか?」

また別のある日は回転寿司。隣に座った人たちが精算を頼んで、カウンターの上の皿を重ねていた。精算に来た店の人が「あ、大丈夫ですよ。」

かわいい猫がいるペットショップ。飼い犬のことで相談しているらしい客。カウンターにあるパンフレットをもらってもいいか訪ねている。するとペットショップの店員が「大丈夫ですよ。」

これは全部本当に私が遭遇したことだ。すべて「大丈夫」ですましているけど、ちっとも大丈夫じゃない!「大丈夫」という言葉は、そこに何か問題があるか、これから問題が起きるかもしれないという前提の元に使う言葉だと思うから。さらに、3と4の事例のように、目上の人の行為に対して使う言葉ではない。店側が客人に対して「大丈夫です」だなんて、納得がいかない。

しかし、この「大丈夫です」はもう氾濫しきっていて、どうすることもできそうにないから、ただひたすら聞かなかったことにしようと努力するだけ。

ちなみに「大丈夫」を、一番最初におかしいと思った例はこれ。

我がK市と姉妹都市にあるアメリカのM市から夏休みに高校生が遊びに来た。日本語は簡単な挨拶を習った程度。ある人の家で果物を勧められて「大丈夫」と言った。よく聞いたら、いらないという意味だった。その直後アメリカ人ALTとデニーズへ。「コーヒーのお変わりは?」と言われて、すでに日常会話はできるようになった彼女も「大丈夫です」。

この頃は外国人の誤用だと思っていたけど。もう10年も前の話。

|

« セレブな日本語 | トップページ | コロちゃん »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« セレブな日本語 | トップページ | コロちゃん »