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2005.06.08

アジア語楽紀行-旅するタイ語 4

第4回 ホテルにチェックイン

m050608 空いている部屋はありますか?
มี ห้อง ว่าง ไหม[mii hong waang mai]

「あります」「います」を、日本語では無生物と生物で区別しますが、タイ語はちょっと違います。「存在」と「所在」で、使う言葉が違うのです。(テキストP.102)人や物の所在(どこにあるか)は動詞 อยู่[yuu] を使い、そのものがあるか否かの存在は動詞 มี[mii] を使ってあらわします。

間違い電話がかかってきた時の例です。「セークさんはいますか?(คุณเสกอยู่ไหมคะ)」ここにはセークさんという人はいません。その時には「所在の否定」ではなく「存在の否定」を使います。「セークさんという人はここにはいません。(ไม่มีคนชื่อเสกค่ะ)」"ไม่อยู่"では、「ここにセークさんと言う人はいますが、出かけていて、今はいません」の意味になってしまうのです。

声調に注意
ไม่[mai] とไหม[mai]は、アルファベット表記をするとまったく同じですが、声調が違います。タイ語には5つの声調があります(テキストP.98)第1声は高く平らに、第2声は低く抑えて発音します。第3声は高いところから下がり、第4声は高いところからさらに声を張ります。そして第5声は低いところから始まり、さらに低く下げてからゆっくりと上げます。これは実際に聞いてみないとわからないものですが、この声調は実に大事で、先ほどのไม่[mai] とไหม[mai]を区別できるるのもこの声調のおかげです。ไม่[mai]は第3声、そしてไหม[mai]は第4声です。

よく話題に上るのが「新しい木材は燃えません」です、これをタイ語で書くと ไม้ใหม่ไม่ไหม้ [mai mai mai mai]です。ไม้[第4声]ใหม่[第2声]ไม่[第3声]ไหม้[第3声]と声調で、その語の意味をはっきりさせているのです。

上記の文「ไม้ใหม่ไม่ไหม้-新しい木材は燃えません」にもうひとつのマイ、疑問のไหม[mai]をつけて、「新しい木材は燃えませんか-ไม้ใหม่ไม่ไหม้ไหม」としたいところですが、"ไหม"は否定文には使えません。"ไหม"ではなく"หรือเปล่า"を用いて、「新しい木材は燃えませんか]は"ไม้ใหม่ไม่ไหม้หรือเปล่า"になります。もうひとつ「マイ」を足したかったんですが、これは間違いですから気をつけましょう。

今日の会話
ノ  イ:มีห้องว่างไหมตะ[miihongwaangmaikha]空いている部屋はありますか。
従業員:มีครับ[miikhrap]ございます。
     กรุณาเซ็นชื่อที่นี่ครับ[karunaasenchuuthiiniikhrap]
           こちらにサインをお願いします。

ノ  イ:ห้องนี้เหม็นบุหรี่ค่ะ [hoongniimenburiikha]この部屋はたばこのにおいがします。
     ขอเปลี่ยนห้องได้ไหมคะ [khooplianhongdaimaikha]部屋を換えてもらえますか。
従業員:ได้ครับ [daikhrap]換えられます。
     รอสักครู่นะครับ [roosakkhruunakhrap]少々お待ちください。

2005年6月7日放送分のおさらいです。

thai04

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