タタが来て2年
2002年9月19日。ちょうど2年前の今日、タタちゃんはうちの猫になった。
忘れもしない9月1日の夜。車庫になっている1階部分で子猫の鳴き声が聞こえたのは夜の9時ごろ。私とトトはその声に思わず顔を見合わせた。聞かなかったことにしよう。もう、猫を飼うのはトトでおしまいにするつもりだったのでそう思った。
しかし、翌日になってもその子猫は居続け、しかも私やサーミーの車のエンジンボックスあたりに入り込んで寝ているらしい。朝になって新聞をとりに行くと、子猫の姿が見えないのでほっとするのもつかの間、車の下から出てくるのだ。車のエンジンをかける時はもう一人がその子猫を確保しておいてエンジンをかける。車を出す時も十分気をつけて。先に出かけられてしまったときは苦労した。1メートル以上ある塀の上に載せても、怖さ知らず、向こう見ず、思い切り飛び降りてしまったり、扉のあるところへ一旦入れておいて、車を遠くへ動かしてから出しに行ったり。
お世辞にも可愛いとはいえない顔だった。だって、目には目ヤニ、鼻の頭は怪我でもしたのかかさぶたがあった。がりがりに痩せた子猫だった。
私は新しい仕事が始まったばかりで、すぐに受け入れるだけの余裕がなかったけど、この子猫は必死だったんだろう。19日間私たちとその子猫の戦いは続いた。そして2002年9月19日、その子猫はうちに上がった。真っ先ににシャンプー。今となってははずかしけど、蚤がいた。ま、外にいたんだから当たり前だけど。洗ったら、けっこう可愛い子なんでびっくりした。
トトは絶対にそんな子は認めないとばかりの態度。その晩、子猫はケージで寝た。それからしばらく、この2匹は仲が悪くて、一緒に飼うのは不可能かと思った。トトはストレスで声がでなくなってしまったが、今じゃ、仲良くやってる。
これがタタが我が家にやってきた経緯です。猫の名前は畳語と言う暗黙のルールの下、本名「木天蓼’またたび)」愛称タタ(タイの元アイドル歌手タタ・ヤンからとったとも、Jリーガーの田中達也のたたとも言われてるけど・・・)と名づけられて、現在健やかに育っています。トトは時々、「ああ、やっぱり、家に上げなきゃよかったかな」と思っているようですが・・・
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